今回の記事では、「FireGestures」のインストール・設定と
使い方について解説します。
FireGestures(ファイアジェスチャーズ)は、
Firefoxでマウスジェスチャをするためのアドオン(おすすめ)です。
Firefox57以降でFireGesturesが使えなくなった場合の対処法
既にFirefoxESR52をインストールした場合は読み飛ばしてください。
対処策は以下の3つがあります。
・Firefox ESRへの乗り換え
企業向けの安定版ですが、もちろん個人も使用できます。
ただし、2018年6月以降、再び乗換の必要があります。
・Waterfox(Firefox互換ブラウザ)への乗り換え
検証してみたところ、私たち夫婦が使っているアドオンはすべて
正常に動作しました。他にも使えなくなったアドオンがある場合、
こちらを推奨します。
※アドオンのインストールや使用方法はFirefoxと全く同じです。
リンク先は英語のサイトですがWaterfoxは日本語化して使えます。
・MousegestureL.ahkへの乗り換え
Firefox57以降で動作するFiregestures代替アドオンには、
「Foxy Gestures」、「Gesturefy」「smartUp Gestures」などが
ありますが、読込中のタブや設定画面で働かないなど、
どれも正直使いにくいです。
これはFirefox57以降でアドオン機能(API)が制限された結果のため、
どうしようもありません。
そこでこの外部ソフトを使います。とても快適に動作しますし、
なんと!ブラウザ以外のソフト(メモ帳など)でも使えます。
Firefox57以降を使いたい場合は、こちらを推奨します。
FireGesturesのインストール
FireGesturesをインストールするには、Firefoxの画面右上の
「三」から、続いて「アドオン」を選びます。
次に、画面左のタブが「検索」になっていることを確認して、
画面右の検索欄に「firegestures」と入力してエンターキーを押します。
すると、「FireGestures」というものが見つかりますので、
「インストール」します。
インストールが終わったら「今すぐ再起動する」したら、
Firefoxを再起動します。インストールはこれで完了です。
FireGesturesの設定と使い方
まず初めに、簡単な使い方を解説しますね。
マウスジェスチャは、右クリックを押しながらマウスを
前後左右に動かして、最後に右クリックを離すと働きます。
例えば、今開いているタブを閉じるには、「L字」を描きます。
画像のように、「L字」は右クリックをしながら
マウスを「下 → 右」に動かして最後に右クリックを
離せばOKです(緑の線が描かれます)。
画像の赤矢印のように動かしますが、L字を描き切るまで
途中で右クリックを離さないように注意してください。
慣れない最初のうちは逆に面倒に思えますが、ぜひぜひ
慣れるまで使ってみてください。
慣れたら手放せなくなること請け合いです。
よく使うマウスジェスチャ一覧
ナビゲーション
(次のページに)進む ・・・「右」
(前のページに)戻る ・・・「左」
(ページを)更新 ・・・「上 → 下」
更新(キャッシュを無視)・・・「上 → 下 → 上」
タブ
新しいタブ(を開く)・・・「左 → 右」
タブを閉じる ・・・「下 → 右」
閉じたタブを元に戻す ・・・「右 → 左」
前(左)のタブへ移動 ・・・「上 → 左」
後(右)のタブへ移動 ・・・「上 → 右」
ページ
(ページ)先頭へスクロール ・・・「左 → 上」
(ページ)末尾へスクロール ・・・「左 → 下」
続いて、設定を解説します。
Firegesturesには先ほどのタブを閉じるL字のように、
あらかじめ多数のマウスジェスチャが登録されていますが、
登録されていないマウスジェスチャを登録したり、
既に設定されているマウスジェスチャを変更するときに
以下の設定を行ってください。
(上の一覧のまま使用する場合は、設定不要です)
設定多面を開くには、上で説明したように、
Firefoxの画面右上の「三」から「アドオン」に進んで、
アドオン一覧画面を表示します。
次に、FireGesturesの行の「設定」をクリックします。
「FireGestures – 設定」画面が現れますので、「マッピング」タブを
選択します。
すると、設定済みのマウスジェスチャ一覧が表示されます
(画像の緑の枠の中)。
アルファベットの意味は以下のとおりです。
「L」・・・Left(左)
「R」・・・Right(右)
「U」・・・Up(上)
「D」・・・Down(下)
例えば、先ほどのタブを閉じる「L字」は「下 → 右」だったので、
「DR」になります。
例えばホームページに戻る動作はまだ設定されていないので、
これを設定してみましょう。
設定したい内容の行を選択して、「編集」を選択します。
次に「FireGestures – 編集」の画面の下の余白で
登録したいマウスジェスチャを行います(緑色の線)
すると、「ジェスチャ」の部分に自動で入力されます。
(ここに直接入力しても大丈夫です)
思った通りの内容が入力されたら、「OK」します。
「DRU」というマウスジェスチャは「新しいウインドウ(を開く)」と
重複していましたので、それでもいいかい?という表示が出ますので、
「OK」しました。
すると次の画面になり、マウスジェスチャが登録されたのが分かります。
このように、重複したマウスジェスチャの場合、
後から設定したもので前に設定済みのものは消えてしまいます
ので注意してください。
FireGesturesのおすすめ設定
それで大丈夫です。)
マウスジェスチャを保存することができます。
元に戻すのは、これから説明する方法と同じで大丈夫です。
「firegestures-2016-08-20.sqlite」を選択します。
「開く」で決定します。
「OK」します。
よく使われるマウスジェスチャ一覧は以下のとおりです。
(赤字が変更点です)
よく使うマウスジェスチャ一覧
ナビゲーション
(次のページに)進む ・・・「右」
(前のページに)戻る ・・・「左」
(ページを)更新 ・・・ 削除
更新(キャッシュを無視)・・・「上 → 下 」
ホーム(に戻る)・・・「下 → 右 → 上」
タブ
新しいタブ(を開く)・・・「左 → 右」
タブを閉じる ・・・「下 → 右」
閉じたタブを元に戻す ・・・「右 → 左」
前(左)のタブへ移動 ・・・「上 」
後(右)のタブへ移動 ・・・「下」
ページ
(ページ)先頭へスクロール ・・・「左 → 上」
(ページ)末尾へスクロール ・・・「左 → 下」
[/ip5_coloredbox]一歩一歩着実に進んでいきましょう。
初めまして。
アフィリエイトのブログランキングでお見掛けして
お邪魔しました。
こちらの投稿された記事・解説が、、とてもわかりやすく、
記事・解説の冒頭でリンクされている
「アフィリエイトに必須!無料ソフト11選(ブラウザ・アドオン編)」
・・を拝見しました。
いま、UbuntuというOSに興味を持っているのですが、、
そのOS上で持ちあるけるFirefoxを使えたら、、最高だなと、
イメージすることができました。
おかげさまで、、自分の中の意識が拡大したような感覚があります。
ありがとうございます。
ランキングの応援をさせていただきました。
mioruさん
初めまして。朝日です。
コメントありがとうございます!
UbuntuはLinuxのディストリビューションの1つですよね。
実は私もLinuxが大好きで学生の頃はメインのOSでした。 笑
Firefoxのアドオンの実体はOSに依存しないJavascriptなので、
基本的にLinuxでも同じアドオンが使えます。
最近のUSBメモリは容量が大きいので、UnetBootinなどの
ツールで丸ごとUbuntuをインストールしてしまえば、
おっしゃる持ち運びができるようになります。
その他、Firefoxの持ち運びだけでいいなら、
本編ではさらっとしか触れていませんが、
FirefoxPortableもおすすめです。
応援ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。