- ブラウザでサイトが表示される仕組み
- レジストラとドメインについて
- IPアドレスについて
- ディレクトリ構造ってなに?
今回の記事では、アフィリエイトをしていく際に必要な
パソコン基礎知識についてお話しします。
といっても、難しいものではないので安心してください。
アフィリエイトで必要なコンピューターの知識は
ごく限られたものです。
私も特別なパソコンの資格は持っていませんし、
妻も月100万円以上稼ぐスーパーアフィリエイター
になった今でも、
「無線LANって何?」と言って周りを驚かせています。 汗
無線LANは、LANケーブルをPCにつながなくても
インターネットが出来る仕組みと考えておけば十分です。
このように、記事では厳密なお話はしません。
ある程度のイメージをつかむだけで、アフィリエイトを
やっていくには十分です。
この記事に書かれている内容をすべて理解しなくても
大丈夫です。ふんわりとしたイメージとよく使う用語だけ
覚えてください。
多分・・妻も完全には理解してません 苦笑
このイメージができると、アフィリエイト準備編や実践編で
様々な設定をしていくときに、やっていることの意味が分かる
ので、大きな力になります。
設定を間違う可能性が減りますし、間違ってエラーが出ても
自分で調べて対処できるようになります。
そしてなにより・・
何をやっているのか、よく分からない設定をするのは
苦痛じゃないですか? 笑
Index
ブラウザでサイトが表示される仕組み
それでは、ブラウザでサイトが表示される仕組みについて
見ていきましょう。
ブラウザは、あなたがこの画面を見ているときに使っている
ソフトのことです。
例えば、Google Chrome、Firefox、Internet Explorer(IE)、
Safariなどがあります。
あなたが見ている当ブログのインターネット上の住所は
「asahi-affiliate.com」で、これをドメインと呼びます。
このドメインで働いているコンピューターがサーバーです。
ブラウザで当サイトを表示したとき、裏では以下の図のような
やり取りが行われています。
サイトを表示するため、ドメイン「asahi-affiliate.com」に
データを取りに行くのですが、
ドメインは私たち人間が理解するためのもので、
実はコンピューターは直接には理解できません。 汗
コンピューターが直接理解できるインターネット上の住所は
IPアドレス(略してIP)と呼ばれています。
ドメインからIPアドレスを教えてくれるコンピューターが
ネームサーバー(DNSサーバー)です。
当サイトの例では、「asahi-affiliate.comってどこ?」と聞くと、
「183.90.250.29だよ!」と教えてくれます。
このIPアドレスを使って、当サイトのデータが保存されている
サーバーからデータを受け取ります。
アフィリエイトをしていくうえで意識することは少ないですが、
このブラウザにデータを送るサーバーをWebサーバーと言います。
(うぇぶさーばー、と読みます)
また、Webサーバーからデータを取って来る方法を
HTTPプロトコルと呼び、
「http://asahi-affiliate.com」は、
「HTTPプロトコルでasahi-affiliate.comからデータを取ってきて!」
という意味になります。
若干正確さを欠きますが、この「http://」とドメインを含めた
全体「http://asahi-affiliate.com」をURLと呼びます。
HTTPとURLの意味は、書くと逆に分からなくなると思うので
略します。 笑
さて、
では元々、サイトのデータはどのようにして、
サーバーに送られたのか分かりますか?
これは、あなたがアフィリエイトサイトを作成し、
そのデータをサーバーに送るときに重要になってきますので、
よく覚えておいてくださいね。
このサーバーにデータを送る方法は、FTPプロトコルと
呼ばれ、データを受け取るコンピューターをFTPサーバー
と言います。
FTPサーバーは、えふてぃーぴーさーばーと読みます。
英語では、File Transfer Protocolで、ファイル送信方法、
の意味と分かれば覚えやすいのではないでしょうか?
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実際にFTPサーバーにデータを送るソフトのことを
FTPクライアントと呼び、具体的なソフトにはFFFTP
などがあります。
(詳細はアフィリエイト準備編でご紹介します)
それでは、FTPでデータを送る流れを見てみましょう。
IPアドレスがWebサーバーと同じと気づかれた
かもしれません。
WebサーバーもFTPサーバーも実は同じコンピューターで、
サイトを表示させるための機能(Webサーバー)と
サイトのデータを受け取るための機能(FTPサーバー)を
区別するために、別のドメインになっていると考えてください。
レジストラとドメインの構造
レジストラって?
あなたがこれからアフィリエイトサイトを作成し、
サイト訪問者を受け入れるには、
サイトのデータを置くサーバーと、その住所を示す
ドメインを取得する必要があります。
ドメインは当ブログの「asahi-affiliate.com」を
例にお話ししましたが、
もちろん、あなたのサイト専用のドメインを取得する
必要があります。
「asahi-affiliate」の部分をあなたが選ぶということです。
このドメイン取得サービスを提供している会社のことを
レジストラと呼びます。(英語で登録者の意味です)
具体的には、お名前.com、Value Domain、
ムームードメインなどがあります。
上でお話ししたネームサーバーの設定も
このレジストラで行います。
(詳しくはアフィリエイト準備編でお話しします)
ドメインの構造
インターネット上の住所を示すドメインには、
実際の住所と同じように構造があります。
例えば、実際の住所「神奈川県藤沢市」では、
「神奈川県」という大きなくくりの次に、
「藤沢市」がきますよね?
ドメインも大小の順序は逆(右から左)ですが、
大きなくくりと、小さなくくりの構造になっています。
あなたも使ったことがあるかもしれない
ヤフオクのドメイン「auctions.yahoo.co.jp」を
分解してみましょう。
まず、「.jp」が一番大きなくくりで、その名のとおり
トップレベルドメイン(TLD)と呼ばれています。
jpはJaPanの略で日本のドメインですよ~ということですね。
次に、coは会社(COrporation)を意味しています。
続いて、yahooが独自の部分になります。
アフィリエイターがレジストラで決めるのもこの部分です。
図で見ると次のようになります。
なお、トップレベルドメインの次が独自部分になることも多い
のでご注意を。
「.co.jp」は日本の会社という意味なので、セットで
トップレベルドメインのようなものと考えた方がいいかも
しれません。
実際、アフィリエイターがよく使う「.com」「.net」「.biz」
などのトップドメインでは、その次をレジストラで決めます。
例えば、当ブログの「asahi-affiliate.com」では、
赤字の部分をレジストラで決めました。
さて、独自部分につづく「auction」の部分を
サブドメインと呼びます。
これはサイトのデータを置くサーバーを契約し、
レジストラで取得したドメインを登録すると
自由に追加で作ることができます。
イメージとしては、独自部分までの
「yahoo.co.jp」が家の住所だとすると、
「auction」は部屋の名前といったところでしょうか。
アフィリエイトでは、個別の商品サイトごとに
サブドメインを作成し、
サイトを設置するときに使います。
例えば、
- 商品A.asahi-affiliate.com
- 商品B.asahi-affiliate.com
- 商品C.asahi-affiliate.com
のように使います。
IPアドレスについてもう少し詳しく
さて、私たち人間が理解できるインターネット上の
住所であるドメインが大きなくくりと、
小さなくくりを持っていたように、
コンピューターが理解できるインターネット上の
住所であるIPアドレスにも同様の構造があります。
IPの大小の順序は(左から右)とドメインと逆です。
ややこしいですね・・汗
その構造は次のようになっています。
図のように、「.」で区切られ、一番大きなくくりの
クラスAから一番小さなクラスDまで分かれています。
と呼ばれています。
最近はより長く複雑なIPv6(IPバージョン6)もありますが、
現時点では気にしなくてもOKです。
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これが肝心のアフィリエイトにどう関わってくるか
説明しますね。
サイトの検索順位を上げる施策であるSEOでは、
アフィリエイトサイトにリンクを貼ります。
しかし、あまり近いIP(クラスD)同士からだと、
Google様からペナルティを受けてしまうのです。 汗
(正確にはあるリンク数を超えると・・です)
あまり近いIP同士からのリンクは同じサーバー群からの
リンクと分かるので、いわゆる身内びいきと判断される
ということです。
あなたも当サイトに来るときに踏みましたよね?
リンクはリンク元のサイトがリンク先のサイトを評価
している事を意味するので、SEOの中心的な施策になります。
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ディレクトリについても抑えておこう
これまで見てきたドメインは家(や部屋)の住所でしたが、
これからお話しするディレクトリは、家の中の物の場所
をイメージして頂けたらと思います。
で、物はあるべきところにあるべきなんですね。
冷蔵庫の中に靴をしまったら嫁にしばかれますよね? 滝汗
あなたがこれからアフィリエイトサイトを作成して、
そのデータをサーバーにFTPで置くとき、
置くべき場所があるんです。次の画像を見てください。
これは当ブログのサーバーをFTPクライアントソフトで
見たものです。
一番大きなくくりが赤枠のディレクトリの一番最初の「/」
です。
レンタルしたサーバーにもよりますが、サーバーのデータは
緑枠の「public_html」に入れることが多いです。
これを「log」に入れてしまったら、サイトはうまく表示
されません・・
意外と陥りやすい罠なので、ディレクトリには注意しましょう。
くくりの区切りは、ドメインとIPで「.」でしたが、
ディレクトリではトップの「/」と同じ「/」になります。
一方、あなたも使っているかもしれないWindowsにも
ディレクトリ構造があります。
フォルダと呼ばれているアレです。
この画像は、Windowsの壁紙がある場所を開いています。
(このように表示されない場合もあります)
赤枠の部分がディレクトリ(フォルダ)で、
これから使っていくソフトの中には、決まったディレクトリに
ファイルを置かないと機能しないものもあります。
そういったことを避けるには、
漠然とファイルを扱うのではなく、扱っているファイルが
どこのディレクトリにあるか意識する癖をつけるのが一番です。
今日もお疲れさまでした!
この調子で頑張っていきましょう。
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